PowerPoint教材の作り方(マウスオーバー音声再生版)

Ⅰ 例

イラストや写真を見ると、音声が鳴ります。

 

VOCA(ヴォカ、

Voice Output Communication Aid、

携帯用会話補助装置)的な使い方です。


Ⅱ 作り方(参考)

(1)PowerPointで児童生徒が選びたいメニューを作ります。

 

動画起動版で説明した三重構造です。


・音声ファイルを用意。

  WAVファイルで

 (MP3等は、変換して用意

   Ⅲ 音声を入れる方法で解説。)


(2)【音声を挿入する】

     画像を選択。

メニュー → 挿入 →

(「リンク」)→「動作」をクリック

 


(3)「オブジェクトの動作設定」Windowで

「マウスの通過」タグの方を表示

 サウンドの再生をクリックし、再生させたい音声をリンクさせ、OKをクリック。

 

(4)このような手順で、全てのマスに音声を設定し、教材を仕上げます。

 

(5)動作確認・使用

 メニュー → スライドショー →最初から

 画像上をマウスが通過(視線入力)すると、音声が鳴ります。


Ⅲ 音声をパソコンに入れる方法

(1)音声読み上げソフト|音読さん

(検索 音読さん)

が便利です。

 

そのまま無料でも利用できますが、ログインして無料でできるプランにすると、少し長めの文章も登録できます。

また履歴からWAV形式でダウンロードできるので変換の手間が省けます。


読み上げたい言葉や文章を入力します。音声の種類を変えることができます。

 


ログインしてこの作業をすることで、履歴からWAV形式でダウンロードできます。

 


(2)PowerPointで利用しやすい場所に、ファイルを移動する。

 

(「sisen」→「music」など音声ファイルでまとめておく)


 (3) PowerPoint教材を開き、音声ファイルをリンクしたい場所を選択。

 

メニューバー → 挿入 →動作


(4) オブジェクトの動作設定ウインドウが開く。

・マウスの通過タブにする。

・下の方の「サウンドの再生」の右側のvをクリック。

・選択肢が出るので、「その他のサウンド…」を選ぶ


(5) 保存した音声ファイルを探して選び、「開く」をクリック。

 

「OK」をクリック


(6) できあがり。

スライドショーにして「つぎ」の黒丸にマウスを移動すると(クリックしなくても、マウスオーバーだけで)「つぎのもんだい」という音声が鳴る。