PowerPoint教材で交流・行事参加

訪問教育生が自宅に視線入力装置のセットを持っています。学校にスクーリングで来るときは、担任の私物の視線入力装置のセットを用意しておきます。

いつも授業で使っている生徒の自宅のPCと、担任のPCは同じ環境(学習用のデータを全く同じにしている)にしています。生徒もいつもの教材を使って、友達や教員と交流するときに使うことができます。

会話のきっかけ

普段の授業と同じように、視線を調整します。そして授業前のつぶやき教材を提示します。すると近くにいる友達や教員との会話のきっかけとなります。「こんにちは」「きょうはどうですか?」と画面のイラストを見ると、カーソルのマウスオーバーで音声を鳴らすことができます。


行事の後、この画面にします。授業で使っている終わりのつぶやき(振り返り)です。これもカーソルのマウスオーバーで音声を鳴らすことができます。


じゃんけん

ボッチャ大会に出場したときに使いました。普段の授業でも少し練習をしておきました。「じゃんけんぽん」で視線マウスをオンにします。マウスオーバーで音声が出ます。さらに注視してクリックができると・・・。


この動画が再生され「パー」と音声が出て、口が動きます(やや気持ち悪いです)。

後出しになります。笑って許してもらえました。


発表

学習参観で、みんなの前に出て、発表をしました。この学生服の人の上を視線入力でマウスオーバーすると、「発表します。」と音声を鳴らすことができ、さらに注視してクリックすると、「視線入力の学習の様子」の動画を再生できるようにしました。4つのパネルはどれを見ても同じ動画を再生できます。1択にするよりもやりやすそうです。


発表が終わった後は、この画面にしました。学生服の人を注視してクリックすると、「ありがとうございました。」とあいさつする動画が再生されます。


合奏に参加

ハンドベルとの合奏に参加しました。視線入力マウスオーバーで鈴の絵を見ると鈴の音が、サンタクロースを見ると「メリークリスマス」の音声が、応援団を見ると歓声が鳴るようにしました。


だるま選び

オンライン校外施設見学の関連で、だるまの色を決めることにしました。視線でマウスオーバーすると「●色のだるま」と音声が鳴ります。さらにクリックすると、動画が再生されだるまの口が動いて音声が鳴るようにしました。