家庭で買えれば一番いいです。本人・家族が操作できればなおさらいいです。
授業も訪問教育であれば教員がそれを使わせてもらう。通学生であればそれを学校に置いておく、あるいは家から学校へ持ってくる。
自分の物です。授業時間以外も自由に好きなだけ使うことができます。
高等部生であれば、就学奨励費+ICT加算で年間約8万円のものが購入できます。それを授業で使っていきます。ノートPCやソフトなどを購入できます。
ただし一時的に家庭で支払い、あとから口座に振り込まれる仕組みです。
また市役所に申請して補装具費で買えるものもあります。スタンドなどをそろえることができます。
・そもそも視線入力のことを知らない。
・視線入力を使っている親同士でそんなにつながらない。つながっているのはごく一部。
・あまり自分の子どものことを公表したくない。
・一時的にそんなにお金が出せない。パソコンは就学奨励費では足りず、家庭のかなりの負担になる。
・PCや機材・・・どれを買ったら良いか、よくわからない。アドバイスが必要。
・PCの使い方・アプリのインストール、操作方法、視線合わせ。
・現実的に一緒に視線入力をする時間がとれるのか?授業時間以外で。気力的なもの。
・その子に合った・興味を持つ教材にできるのか。
現実問題として、学校は現在パソコン(Windows)が自由に変えません。教師用も生徒用もリースだからです。
スペック(機能)的には学校のノートパソコンは使える状態にかなり近くなっていますが、もうひといきです。Wi-Fiに対応していなかったり、Tobii Eye Tracker 5用のアプリをMicrosoft Storeから購入できないようになっていたりで使えません。PCEye5であれば付属のドライバーで使えます。
パソコンを学校で入手するには、論文を書くなどして研究費で購入、あるいはどこからか寄付してもらう・・・という道しか現在ない。
パソコン以外のもの(視線入力装置、スタンド、スピーカー)は購入できます。
個別の指導計画中で視線入力が必要である場合、機材のことを考えていきます。必要でないと考えれば、そこでストップです。
きちんと計画し予算が通れば、逆に確実に学校や教育委員会で買うことができます。 個人で負担することはありません。
学校で買えば、複数の教員で計画的に使うことになります。訪問教育の場合は、授業が終われば学校に持ち帰ります。なかなか家庭も忙しく、本人や家族が授業時間以外で使わない場合も多いです。それなら学校の機材で十分です。教員も自分のこととして考え、毎回の授業で使えるように工夫していく必要があります。
おそらく教員は、家族の次に、子どもの気持ちを受信して読み取ることができると思います。それを周囲に伝えることを考えます。視線入力を活用する方向で決まれば、しっかりと対応できます。
・他の生徒はiPadやChromebook。大量発注で安くしている。Windowsを買うという方向に行きにくい。
保護者の気持ち、学校をも動かすには教員個人で買うのが手っ取り早いです。
教員の個人持ちであれば、他の教員のことを気にせず、自分で自由に使えます。
教材研究も自由にでき、いろいろとチャレンジ的なこともできます。
自分のお金で購入したものは、他人任せにせず使わざるを得なくなります。アップデートやメンテナンスも自分でやるようになるので早く覚えることができます。
技術を身に着けて、活用できるようになります。
・授業のために自分のこづかいから視線入力装置1セット買う勇気がありますか?